2月に引っ越したばかりだと言うのにまた引越し先を探している。
ただまだ一年も住んでいないので違約金が1か月分発生するのと、
内見に行ったけれど違約金を取っ払ってでも住みたいと言う気持ちにならないので
引越しをおきらめてしまった。
狭い部屋にぎゅうぎゅうで住むのはやっぱりいやだ。
圧迫感を感じながら生活する気になれず帰ってきたいと思える住まいにやはり住みたい。
トイレはきれいな方がいい。部屋の使用感が少ない方がいい。天井は高い方がいいけど
天窓は夏暑く冬は寒いし空調が効きにくいから避けたい、、、、。
こんな風に住みたくない条件はどんどんと湧いてくる。
少子高齢化で空き家ばかりの日本。でもリノベーションが行き届いてなければ
古臭いし耐震構造でもない物件には現実問題として住めない。
いくつか内見をしたけど嫌だったところをまとめておく。
・打ちっぱなしのデザイナーズ物件
ここは立地が悪かった。地図では分からなかったがなんとも起伏の激しい町。
あとから同僚にきいたけど、子供のころから電動アシスト自転車に
乗らなければ生活できないほど坂が急なんだそう。
それと打ちっぱなしの部屋を初めて見に行った。ネットで部屋の写真を見て
あれだけ素敵に見えたのに打ちっぱなしで天井が低い3階建ての2LDK.
3階で不動産店員と話すと反響がすごくて話し込めないほど。
→打ちっぱなしはNGだ。そして坂の多い地域は外すほうがいい。
・2つ目は新築2階建て。
内装が素晴らしかった。坂が多い町ではあったが1軒目ほどではない。
大手施工会社の新築物件だけある。気分が上がる。ただ、ここも立地面。
駐車場から大通りまでの道が狭い。狭すぎる。車が1台分しか通れない。
その上曲がりくねっていて会社の車に乗って帰ってきても何年か通勤していたら
1度は擦るだろう。エアコンは一台しかないのもちょっとキツい。
・3つ目 築30年のリノベ物件
確かにキレイ。ただ、、、いつリノベされたのか。やはりところどころ
使用感があって、うーんと思ってしまう。ここは天井がめちゃくちゃ高くて開放的。
天井は◎なのだ。ただLDKの部分。普通の部屋の天井にプラス三角屋根の高さだけ高い。
ココに窓が二つ付いている。カーテンレールはない。これは先ほども書いたように
夏は暑く冬寒い。空調が効きにくい部屋。
町中の物件選びは本当に難しい。おそらく学生であればそれほど困らないだろう。
学生はせいぜいワンルームか1LDKか。最近の1LDKはワンルームを間仕切りするだけの部屋が多くてエアコンも1機あれば済む。古くてもリノベで使用感を感じなければ
『ここは住めば都かも』と思えるはず。
僕のように酸いも甘いも経験しつくした引越しオジサンだとそうはいかない。
『この物件はここが、、』と内見開始数分で3つ4つ住んだ時のデメリットが出てきてしまう。
すべてが満たされるような物件はない、どこか我慢せねば部屋なんて決まらない、
と頭では分かっていても我慢の建付けが少し壊れていて
『気分が上がる物件でないと帰宅したいと思えないと住めなくね?』と
悪魔的ささやき(幻聴)の声のボリュームが大きく耳に届く。
煩悩に突き動かされすぎた引越し探しはいったん辞め。
違約金を支払わなくていい時期にもう一度まっさらな気持ちで
部屋探しをすることを誓うのであった。